青天の霹靂
2016-02-15


昔秋田市の青年の船でソビエト旅行をした際に、2,3百人の団体だったのだが、わいわい騒いで酔い疲れて、船室に帰ってきちんと扉の鍵を掛けて、安心して朝までぐっすり・・・とベッドで寝ていたのだが・・・。
と、突然に、部屋の中をどどどと女の人が。と、その後を男の人がどどどと追い掛けて。二人の団員が部屋の中を走り抜けて行くではないか。え?え?え?何事が起こったの?一体二人はどこから現れたの?ここは個室じゃ無いの?頭の中がパニックに陥ってしまった。

後で分かったのだが、船室のトイレが隣の部屋と共通で、トイレが隣と繋がっていたのである。あの時は正に青天の霹靂であった。青森県の米・青天の霹靂、売れているそうで良かったですね。それはともかくソビエト旅行。船内のバーでバーテンダーが「イクラいくら?」と冗談を言っていたのを思い出す。

先日阿川弘之の「食味風々録」で読んだのだが、日本語だと思っていたイクラがロシア語だということ。さらにキャビアもイクラの一種で赤イクラが鮭のはらごの塩漬け、黒イクラがチョウザメの子だということ。そんなことが書いてあった。イクラがロシア語だったとは。あのジョークはロシア語混じりのジョークだったのだ。あれもこれも正に青天の霹靂であった。

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